そう言えばその昔、
60歳になった記念でもなかったのですが、
「60の手習い」とばかり、ピアノに手を出しました。
息子が一時期、電子ピアノを独学でレッスンしていたものが、
2階の空き部屋にあったからです。
国立音大ピアノ科卒の先生に個人レッスンをお願いしました。
子供の時に少し習ったことがありましたので、
出だしは先生が驚くほど順調でした。
そして1年が過ぎて、両手で簡単な曲が弾けるようになり、
そして2年が過ぎると、曲が難しくなり、宿題が出るようになりました。
2頭の犬の世話やら、なにやらで弾かなくなりました。
壁に突き当たったような感じでした。
ピアノを見るのもイヤになりました。
そして、私らしい挫折の時を迎えました。
そう、私は、実は、「挫折の女」なのであります。
英会話も喋れないうちに挫折。
外人女性の宣教師さんにマンツーマンで2年、
会話専門のレッスンを受けました。
英語はまずヒアリングが出来なければ絶対に喋れないのです。
あの巻き舌で韻を踏む独特の発音が聞き取れるわけがありません。
文法も学生時代に学んだだけですので、メチャクチャでした。
「ヤスコさんは、自分で文法を作る珍しい人ですね!」って、
彼女はいつも笑っていました。
そして、こちらも挫折・・・
考えてみると、挫折しなかったのは、私のビジネスと歌だけ・・・
まだあるわ!
母親業は完璧とは言えないけれど、しっかりやりました。
そして、犬たちのケア、これは日本一の飼い主と言われたい!
愛犬2頭のためなら、何でも犠牲に出来ました。
友人たちに旅行に誘われても、
「駄目よ! 私には犬がいるから・・・」と、何でもお断りしていました。
今はもう、そのハナもドンチもいない!
寂しいよ~~~~~!
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