2010年7月31日土曜日

ドンチ物語 3




写真は自宅から歩いて1.5キロのところにある多摩湖です。
四季折々の美しい景色を写真に収めてあります。
飲料水になる水瓶です。
水がとても綺麗な人造湖です。
鴨類他野鳥が餌をとったり駐留している姿が見られます。
ハナとドンチのお散歩コースにも使っていました。
3
ドンチのまもるごみおきば
ブルドーザーがやってきた
ごみをかたずけこの場所を
かりてるひとにかえします

ドンチはたぶん12さい
なぜってここに12ねん
つながれたまま生きてきた
ここにきたときまだこども
いまはしらがのおじいさん

ブルドーザーのおじさんは
しらがのはえたとしよりに
もう用はないといいました

ふたりのやさしいおばさんは
ただ神さまにいのります
どうかドンチにこれいじょう
つらいおもいはさせないで
悲しい思いもさせないで

犬だいすきなおばさんに
神さまのこえとどきます
わたしにこの子をくださいな
きょうからこの子は私の子
だいじなだいじなわたしの子

ドンチのあたらしいお家には
犬のはなちゃんおりました
ドンチはしあわせしらないけれど
はなちゃんくろうをしりません

でもね、ふたりはなかよしに
すぐなかよしになりました
はなちゃんたいじゅう重すぎて
ドンチはたいじゅう軽すぎて
はなちゃんせいかく明るくて
ドンチは苦労をしたからか
陰りがあるといわれます
(明日につづく)


2010年7月30日金曜日

ドンチ物語 2















ドンチは12年間、繋がれたまま生きてきましたから、お散歩が命のような子でした。
私はドンチの12年間を取り戻してあげたくて、1日3回、必ずお散歩させました。
近くの山や森を歩かせました。
それは私自身の健康にも大変役立ちました。
いつしか、ドンチと私の関係は揺ぎ無いものになり、強い信頼関係が生まれました。
ドンチの「確かなるボス」にさせてもらえたわけです。
私にしても、9年間の時間を共に生きたハナと何ら変わらないドンチへの深い愛情が芽生えました。
夜はお布団を敷いて枕させて私の寝室の隣の部屋で寝かせました。
ハナと共に・・・
ドンチはハナが亡くなると後を追うように天国へ旅立ちました。
素晴らしいオス犬、ドンチでした。

ぼくを見つけたおねえさん
くろいバイクのおねえさん
毎日ごはんと水もって
ぼくのいのちをつないでくれた
ぼくのねばしょもつくってくれた

雨がふったらカッパきて
雪がふったらドカジャンで
台風だってお正月だって
黒いバイクでやってきた
ぼくを見つけたその日から
5年間、毎日毎日きてくれた


夏はよしずでひかげをつくり
冬はおんぼろいぬごやに
あめかぜはいらぬようにとて
ビニールはってくれたひと


きんじょのやさしいおばさんは
くさりがからんでうごけない
ぼくをたすけてくれました
ぎゃくたいされてけがすると
薬もつけてくれました

おばさんぼくをなでながら
いつもひとりでなきました
ドンチごめんねおばさんは
ドンチを飼ってあげられない

でもね、おばさんいつだって
ドンチにいつかしあわせが
きっといつかは神さまが
かならずしあわせくれるよう
祈っているよきみのため

2010年7月29日木曜日

ドンチ物語











我が家にはラブラドールの「ハナ」と、もう1頭ミックス犬の「ドンチ」がおりました。
「ドンチ」は推定年齢12歳の時に我が家に家族として迎え入れました。
犬の12歳は老犬です。
「ハナ」もすでに9歳になっていましたから、そろそろ手のかかる老犬の仲間入りしていました。
老犬の介護を2頭するとなると体力的に大変ですが、そんなことも眼中に置かず、ドンチが置かれている無人の廃材置き場から連れ帰りました。
ドンチには涙なしでは語れない不幸な生い立ちがありました。
ドンチが不憫で私はドンチの知る限りのことを記録しようと思い書き留めておきました。
長い長い詩のようなものになりましたが毎日少しずつアップしていきたいと思います。

1
ぼくは犬のドンチくん
ホントの名前はドンだけど
誰かがなぜだかチをつけて
いつしかぼくはドンチくん

ぼくはいくつ?と聞かれても
返事ができないドンチくん
なぜってぼくは捨てられ子
年を教えてもらえない

きみたちが生命をもらったその日から
小学校を終わるまで
そんなに長い年月をぼくは一人で生きてきた
たった一人で生きてきた

ひろい敷地は家もなく
つんであるのはごみばかり
ぼくの仕事は守り番
ごみを守って12ねん

ぼくをつないでいるくさり
世界はひろーいはずなのに
ぼくの生きてた世界はね
たったたったのくさりのながさ
(明日に続く )

ごめんね





家族と数人の信頼出来る友人がいれば、それ以上の人間関係を
追い求める人ではない私ですが、動物には深く心を惹かれます。

動物たちに逢いに、動物園へ無性に行きたくなります。
多摩動物園までは30分もあれば車で走れます。

秋風が吹くようになったらと、待ちわびています。
でも、動物園の動物を見ているうちに、いつも悲しくなるのです。

彼等が本来棲息すべき自然環境から捕獲して、人間のために狭い檻の中での
生活を強いられる彼等は、幸せなはずはありません。

「貴方たちは被害者なのよね、ごめんね」って、そんな気持ちにさせられるのが
動物園でもあります。

この写真は去年の秋のものだと思います。
Posted by Picasa

2010年7月28日水曜日

ハナちゃん、答えて! !





久しぶりに美容院へ行きました。
ストレートの髪が好きなのでパーマはここ数年、かけることはありませんでした。
何の心境の変化か、髪もカットする予定を変更して少し長めのまま、
パーマをかけることにしました。

出来上がるとイメージが変わって、少し若くなった気がしました。
「ねえ、天国のハナちゃん! !
母さんの髪型どう思う?
似合っているかしら・・・」
Posted by Picasa

ハナ姫様




ハナちゃんのお約束散歩コースPosted by Picasaには、リスさんとの出会いもありました。
疲れて帰ってくると、こんな贅沢な寝姿になりました。
我が家のハナ姫様は人間になりつつありました。

2010年7月27日火曜日






























精根尽き果てて仕事をリタイアした年、念願であった犬を手にしました。
子供の時から生家にはシェパードがいて、犬とは兄弟のように生活していました。
生後3ヶ月のハナが家に来ると家は俄然賑やかに明るくなり、私たちの心から
棘が抜けたような穏やかな心持になったものです。
そのハナが永眠して2年が過ぎました。
私とは24時間、何時も一緒。
恋人同士のようにベタベタ、くっついていました。
「毛深い、口の裂けた娘」と思い、溢れんばかりの愛を注ぎました。
いいえ、ハナが私を命がけで愛してくれますので、愛さずにはいられませんでした。
2年が過ぎてもハナへ寄せる想いは強く、涙しながらアップしました。





2010年7月26日月曜日

夏の雲







伊豆の瞳、一碧湖に隣接する沼地と夏の雲です。
7月の暑いある日、カメラを肩に野趣溢れる沼地の遊歩道を汗だくで歩きました。
自然の中にしばし身を置くと、薄汚れてしまった心が自然の美しさに同化します。
何が自分にとって大切なもので、誰が掛け替えのないない友人なのか・・・
それを知るためにも、
毎日、顔を合わせたり、電話したり、メールしたりする友とは伊豆へ滞在している間は
敢えて交友を遮断しています。
1週間もすると心を通わせている友人には会いたくなり、メールしたくなります。
あちらも私の「ただいま」を待っていてくれたなら、本当の友情です。
夏の雲は目を見張る美しさがあります。
明け方の雲はビンク色、真昼の雲は真綿のように真っ白、ポッカリ。
写真の雲はうろこ雲というのでしたかしら・・・




2010年7月25日日曜日

海は人生、心のふるさと・・・


初めまして。
私、やっこちゃん。
年齢ですか?
ご想像にお任せします。

毎日が、笑うか、泣くか、平穏無事におとなしい1日はありません。
人生なんて、嬉しかったら、楽しかったら、笑えばいい。
悲しかったら泣けばいい。

そんな私は泣き上戸でもなく、笑い上戸でもなく、両上戸です。
現在、悲しい懸案を抱えていますので、夜な夜な一人泣きしています。

歌の文句じゃないけれど、人生色々です。
負けないで乗り越えれば又楽しい人生がありますからね。

写真は伊豆で過ごした日々の中で撮りました。
海は人間の故郷、
穏やかな美しい海もあれば、荒れ狂う海もあり
人生そのもの。
今日は美しい穏やかな海をお見せしました。