2014年4月28日月曜日

庭木に鳥の巣箱を仕掛けたのは、十年も前のことです。
今までに一体、何羽の雛鳥が巣立っていったことでしょう。

それは毎年だったり、隔年だったりしましたが、
必ずシジュウカラでした。

あの小さな個体ながら、親鳥は抱えてきた卵が孵化すると
懸命に餌を雛に運びました。
それは1日に、何十回となく・・・
胸が熱くなる想いで、巣立ちまで見守っていました。

そして、今日、その老朽化した巣箱から又シジュウカラが
顔を出しているのを発見!しました。

多分今は、卵を抱いているのでしょう・・・
そのうちに孵化して雛鳥誕生になるでしょう。
すると又、親鳥の命がけの餌とり戦争が始まります。

そして、巣立ちの時がきます。
その場に立ち会えるかは、運不運・・・
春ならではの、我が家の庭の最大イベントが始まりました。
ステキ! !




2014年4月25日金曜日

命輝く春って、いいですね~~~

頬を撫でる風は爽やかにして、新緑も日々色濃くなって、
花壇には色とりどりの花が咲く。



老化の一途を辿っているような私の体細胞も、
この春の一瞬は若返るような気分になる。


そこへ来て、
次男のオヨメチャンが私へのプレゼントに
山口百恵のヒット16曲挿入のCDベスト・コレクションを
贈ってくださいました。
声といい、表現力といい、天才的な才能があります。

只今、「イミテイション・ゴールド」と「プレイバックpart2」に挑戦中です。
夫は練習している私へ、「その騒音だけはどうにかしてくれ!」と、
悲惨な声をあげています。

お気の毒さまです!
でも、こればかりは、譲れません。
どうぞ、いつも通り、耳栓でもして、
我慢してください。









2014年4月23日水曜日

アレアレ!

あの胸の痛みと、ムカムカ吐き気は何処へいったのかしら・・・
今日は1日元気でした。
買い物に出て、気に入った洋服とスカーフを求めてきました。
やっと、私らしい私になりました。

元気に生きていられるって、素晴らしいことですね。
今回、「疑似ガン」の経験をさせてもらって良かった!
命の尊さを身をもって知りました。

総てのものに感謝したい気持ちです。
ありがとう!
ありがとう!

そして、私、優しい女になります!

2014年4月21日月曜日

ヤッタ~~~!

息子の予言どおり、癌細胞は見つからなかったようです。
普通の胃潰瘍だそうです。
薬の治療に入ります。

死神から逃れられたのですから、二度目の人生を得られたと思い、
元気に楽しく老後を過ごしましょう。

お墓参りが功を奏したと正直思います。
又、父母に助けてもらいました。

もう親孝行は出来ませんから、母がいつも言っていたように、
「親にしてもらった事は、自分の子供に返しなさい!」を
実践していきます。

それを親孝行と思って・・・・

2014年4月20日日曜日

明日は運命の日です。
細胞診の検査結果が出るからです。

白と出るか、黒とでるか・・・
二人の息子はこぞって言います。
「母さんは強運の人だから、癌になるはずはない!」と・・・

こんな息子に支えられて本当に幸せな母親です。
去年、脊椎の大手術の時も家族に見守られて無事に手術も術後のリハビリも
乗り越えられました。


明日は病院から「白だったわよ!」と、朗報の電話が出来たら嬉しいのだけれど・・・

2014年4月14日月曜日


高尾霊園のサクラはまだ結構残っていました。
ハナビラの舞い散る中を、私の父母の眠るお墓に参ってきました。

ゲンキンなもので、何か問題が起こると、
お墓に足が向かうのです。

今回もガンの検査がマイナスでありますように、
とのお願いに行ったのです。
私の最後の砦みたいなものが、父母のお墓参りなのです。

親ほど有り難いものはありません。
生存中の両親からは、言い尽くせないほどの恩恵と情愛を賜りました。

まだ、両親のそれに比べましたら、私は自分の息子たちに遣り残しています。
それが終わるまではどうか・・・と、お願いの祈りを捧げました。

きっと、上から、「オヤオヤ! 又ヤスコが困ったことがあったのかな?
あの子は困るとやってくるからな~~~母さん!」
「そうですね~~~元気で幸せな時は、来たためしはありませんね~~~」
ナンテ言葉が、ハナビラに乗って聞こえてきました。

スミマセン! !

2014年4月11日金曜日

ここ数ヶ月間、胃の痛みとムカムカ感がありました。
そのうちに一度精密検査を受けようと思いながら、
延ばし延ばしにしてきました。

そして最近になり、その痛みとその他の症状が顕著になりました。
覚悟を決めて、大病院へ行きました。

そして胃カメラを鼻から入れるとても辛い検査を受けました。
その結果は・・・
胃の一番奥の探しにくい場所に潰瘍が見つかりました。
潰瘍の組織を切り取り、病理検査に出す処置を受けました。

先生はガンの疑いも多いにあると申されました。
今ガンは2人に1人がなる時代です。
いよいよ私にもガンがとりついてくれたのか?
10日後に検査結果が出ます。

今は、「俎上の鯉」の心境です。
急に死の意識が身近なものになりました。

昔は、「人生50年」と言われていました。
今では90年生きる時代です。
長くベッド縛られて、人様のお世話を受けて生きるよりも
少しばかり人より早く逝くのも、それはそれで
格好良い人生なのかもしれません。

人は何年生きたかは問題ではない、
どう生きたかが問題であります。

そんな想いを致しながら、検査結果を平常心を保ちながら、
普段通りの生活をして待つ私です。



2014年4月9日水曜日

買い物に出るので、バスに乗りました。
ある停留場から一人の女性が乗り込んできました。

その途端、バスの中は物凄く強い香水の香りが充満しました。
それはむせ返るような香りでした。

気分の優れない私は、吐き気を、催しました。
急に咳き込む人もいました。

公害にも色々ありますが、香りの公害もありますね。
香水の香りはホンノリと漂う程度がよろしいのです。
周りの人が鼻が曲がるような香りをまき散らされては
公害以外の何ものでもありません。

美しさを演出するのなら、
どうぞ、控えめになさってください。

2014年4月6日日曜日

願はくば 花の下にて春死なむ その如月の望月の頃

この歌の意味が分かる年になりました。
今年のサクラも終わりますね。

家事に勤しむ、
歌に熱中しすぎて、主婦業を怠り気味でした。
本業に少し戻る気持ちになりました。

庭に放浪する犬か猫でも来てくれれば、
手を出してうちの子にしてしまうのだけれど・・・
そうしたら、もう一度、私の命はハツラツと甦るのだけれど・・・

さあ、そろそろ夕飯の支度にかかりましょう。


2014年4月4日金曜日

花冷え・・・・の1日。

冷たい雨が容赦なく、満開のサクラの花を打ち付けていました。
花びらはヒラヒラと道路に落ちて、行き交う人の靴に踏まれていました。

花の命は短いこと・・・
美しいものは儚いものですね。

そう、「美人薄命」なんて言葉もあります。
私には無縁な言葉でありますが・・・

だから、長生きしてしまうのかな~~~~~


2014年4月2日水曜日

えっ! ! ! ! !
何ですって! !

「ババちゃん!  ババちゃんは10月にひ孫を見ることになるのよ!」と、
孫娘からの報告の電話でした。
一瞬・・・・絶句・・・・
「オー・マイ・ゴッド!」

10月は私のお誕生日から1ヶ月後、73歳になっている。
「73歳でヒイババちゃん? ですか・・・」
正直、喜んでいいのやら、複雑な気持ちでした。

彼女は28歳、初産としては適齢期なのかもしれない。
取りあえずはおめでとうの言葉と、体に気をつけること、
子供が出来た上は何があっても添え遂げる覚悟をしなさいと
付け加えました。

離婚の多い昨今です。
若い人は我慢をしない時代です。
平気で子供を犠牲にします。
「別れるのなら、何で子供を作ったか!」
でも、こんな言葉も当事者の耳には届くことはありません。

孫娘夫婦が子供を中心にした、幸せな家庭を築いてくれるようにと、
祈るばかりです。
自分の親を反面教師にして・・・

そして、若干、49歳でオジイチャンになる我が息子にも、
エールを送ったのであります・・・・
4月1日・・・
世の中の庶民は消費税が8%になると大騒ぎをしている。
かたや、政治家が8億円もの使途不明金を企業から貸与してもらっていた事にも
騒然としている。

8億・・・・
気の遠くなるような大金である。
借りる者も貸す者も金銭感覚が狂っているとしか思えない。
その裏にはドロドロとしたGive and Takeがあるのだろう。
どちらも厳しく罰せられるべきである。

毎年の春・・・
薄紅色のサクラ・・・
それは1年ぶりに恋人に会うにも等しい喜び・・・

サクラの花の下でハナとドンチと過ごした楽しい思い出・・・
緑の草にまみれる様に遊んだ日々・・・
春サクラの思い出は美しくも哀しい・・・