「S」 さん
彼女とも、歌を通してトモダチになりました。
かれこれ、2年くらい経ちました。
訳あって、30年前にご主人とお別れになって、
女の子を一人で育てられた、気丈な女性です。
私よりも少しお姉さまのようです。
いつも見事なお洒落をして、歌を唄い、
ダンスも踊る、お手本?にしたいような
元気で飛んでる、妖艶さの残るオバサマです。
「いつでも彼氏募集中」とかで、
素敵な男性を見ると、
流し目を送ったり・・・
世の中には年を取らない人もいるものだと、
イヤ・ハヤ・感心したり、驚いたり・・・
その彼女が自宅のフローリングで
ダンスのステップを踏んでいたら、
滑って横転して、頭と背中を打って入院したそうです。
結果、脊椎を痛め、2か月間、仰向け状態の安静を
維持しなくてはならないそうです。
やっと、ケイタイが出来るようになったのでと、
連絡してきました。
その時の話が又ケッサクでした。
「お化粧も済んで、素敵なドレスを着て、
ダンスに連れて行ってくれる彼氏との約束の時間前に
ステップの練習をしていたら運が悪いでしょう!
滑って仰向けに倒れてしまったのよ!」
それで救急車で運ばれたそうです。
とても、御年75才の人の、話す内容とも思えません。
ご自分では若いつもりでいても、年は年!
少しは自重してもらわなくては、命取りになるのに・・・
と、思ったことでした。
「S」さん!
余り、若ぶって無理なことしていると、
救急車よりも霊柩車のお迎えになりますよ!
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