梅雨が明けた。
毎年の事だが、梅雨が明けると大仕事が待っているのだ。
伊豆の180坪ある別荘の庭には、夏草が生い茂り、
夫の腰位の高さにまでなる。
その草刈り作業が、梅雨明け一番の仕事になる。
そして、昨日、二人でやってきた。
到着前に夫が言う。
「草はどの位の高さにまでなっていると思う?」
「そうね、貴方の膝上くらいまには伸びていると思うわよ」
「そうか・・・膝上か・・・」
ため息まじりでもないが、その草刈り作業を夫が一人で
見違えるように綺麗にしてしまうのが、常のことなのである。
そして、到着すると、案の定、庭一面は夏草の海のよう・・・
4時間の運転で疲れているのだろうに、車から荷物を下ろすと、
すぐに作業にとりかかった。
夫は合理的な人であるので、そこは器械を取り入れてり能率的な
仕事をする。
夕刻まで、汗ダクで重い器械を肩に掛け刈り取っていった。
全作業の30パーセントは終えてしまったようだ。
72歳のお爺さんとは思えない働きぶりには・・・
年下の夫も、いいじゃんか・・・とほくそ笑む、
74のお婆さんなのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿